みなさん、子供の教育費はどうやって貯めていますか? NISAやIDECOなどの制度を利用している人も増えてきているのではないでしょうか。我が家も、旧NISAの制度が出た時から手探りで投資を始めてきました。
投資のリターンは「我慢料」だと思っている
投資のリターンは、
スキルや才能、情報量の差で決まるものだと思われがちです。
でも、旧NISAから投資を続けてきて、
今は 「リターンは我慢料」 という側面がとても大きいと感じています。
全く増えない(むしろ減る)時期を経験して学んだこと
投資を始めた当初、
全く増えない、むしろ減っている期間をしっかり経験しました。
それでも、
- 毎月積立設定をして
- 淡々と振り込み続ける
これをやめずに続けたことが、
自分にとって最初の大きな学びでした。
最近は本当に少額だけ、
挑戦枠として 個別株 にも投資しています。
インデックス投資と比べると、
個別株は明らかにリスク(ボラティリティ)が高い。
「この銘柄はいける」と自分なりに信じられても、
値動きに振り落とされずに持ち続けるのは、
想像以上に胆力が必要だと感じます。
余談ですが、
上がってくるだろうと思って買った米国債には、 現在進行形で苦労しています(笑)。
体力を削られにくい投資は、結局これしかない
正直に言うと、
「全く体力を削られない投資」は存在しないと思っています。
ただし、比較的マシなのは、
- できるだけ広く分散された
- 手数料が安い
- インデックス投資を
- 少額から積立で始める
この組み合わせです。
下がっても動揺しない程度の金額で続ける。
やがて相場が戻り、
「投資って本当に増えるんだ」という体験をする。
その上で、
もっと大きな金額を投資してもいいかも
と思えたタイミングで増やす。
本当は「騙されたと思って最初から投資できる」のが理想ですが、
それを実行できる人は多くありません。
だからこそ、
少額で「我慢して報われる経験」をすることが大事だと思っています。
投資の議論が噛み合わない最大の理由
インデックス積立を始めると、
自然と投資に興味が湧き、YouTubeやSNSを見る人も多いはずです。
すると、
- 急伸
- 大暴落
- 今後どうなる?
といった情報が、毎日のように流れてきます。
ここで、ずっと問題だと感じていることがあります。
それは、
その投資の話は、どのくらいの時間軸の話なのか?
という前提条件が、
ほとんど共有されていないことです。
長期のインデックス投資をしている人にとって、
日々の値動きの多くはノイズです。
それにもかかわらず、
短期の動きを大きく誇張した情報を浴び続けると、
- 怖くなって売ってしまう
- 結果として儲からない
という行動につながりがちです。
実際、NISAの運用データを見ても、
保有期間が2.7ー3.8年程度と短い人が多いと言われています。
なぜ情報は短期目線に偏るのか
YouTuberや発信者は、
毎日見てもらう必要があります。
そのため、
- 日々のニュース
- 目先の値動き
を大げさに伝える構造になっています。
これは、
短期投資では必要な情報かもしれません。
でも、長期投資では不要 です。
さらに、最近だとChatGPTやGeminiなどの生成AIに投資助言を求める人もいると思うのですが、 ネット上の投資情報自体が短期目線に偏っているため、
短期的な視点が強調されやすい と思っています。
つまり、情報を取りに行く側が、
相当意識しないと流されてしまいます。
余談ですが、個人的には、きちんと前提条件も伝えた上で生成AIと議論することは、銘柄選定をする上では、ある程度有用なのでは。。と思っている派です。
私が明確にしている投資の時間軸
私はサテライトで少し遊びつつも、
基本方針は 長期投資 です。
- 最低でも5年
- 基本は15年以上保有するつもり
という時間軸を前提にしています。
その一方で、
- 子どもの教育資金など
- 使う時期が明確な資金
については、
投資に十分な期間が取れているのかを意識し、
投資額やリスクを調整する必要があるとも考えています。
「何年後に使うお金なのか」
この問いを避けて投資はできません。
投資を始める人への一番のアドバイス
YouTubeやネットを見ると、
短期間で大金持ちになった人がたくさん出てきます。
でもそれは、
- 失敗した人は発信しにくく
- 成功した人は発信しやすい
という 生存者バイアス の結果です。
振り回されないことが何より大切。
科学的に分かっていることは、
- 分散
- 長期
- 低コスト
が有利だという点です。
結局のところ、
JUST KEEP BUYING(愚直に淡々と積立)
これに尽きると思っています。
余談:市場を見る意味がゼロだとは思っていない
最後に余談です。
私は、市場の情報を追いかけることが
全く無意味だとは思っていません。
資産を「ため切った後」、
取り崩すフェーズでは、
- 市場が大きく暴落しているときは切り崩さない
- 余裕のある年に多めに使う
といった判断ができれば、
資産寿命を伸ばせる可能性はあります。
投資は、
ためるゲームと、使うゲームで別物。
その意味では、
最後に市場を見ながら切り崩すゲームをするのも、
一つの楽しみ方だと思っています。
投資のリターンは、我慢し続けた人への対価
投資の世界では、
派手な話ほど目立ちます。
でも実際にリターンをもたらすのは、
- 時間軸を決め
- 情報に振り回されず
- 我慢し続けた人
だと思っています。
投資のリターンは、
才能でも運でもなく、
我慢し続けたことへの対価=我慢料。
これからも、
その前提を忘れずに向き合っていきたいと思います。